奈良国立博物館の正倉院展に行った。11月14日の月曜日が最終日でした。NHKの大河ドラマ「江」でも登場した香木の「東大寺」。江が信長からもらったこの香木は黄熟香というもので雅名を蘭奢待(らんじゃたい)。この「蘭奢待」という字の中に東大寺と言う文字をいれてあるんですね。

正倉院は天皇家の宝物を保存してある倉庫で厳重に管理されているわけでありますがこの蘭奢待は香木ですからいくら貴重品と言えど消費するための物です。実際見ると150cmくらいですから「でかっ!」と思うほど大きく、少しくらいもらってもいいかと思うんですが、天皇家の宝物で天下の名香の名をほしいままにしている蘭奢待を正倉院から持ち出して織田信長は切り取っちゃったわけです。

しかし、それがまた今にしてみれば蘭奢待の名を上げているかもしれません。それを見て見たいと思って行ったんですが、どんな香りがするのか興味があります。高級なものは伽羅(きゃら)と言うんだそうですが伽羅なんてたしなむようなキャラではない。