お客さんと話をしていると「ラーメンはあそこがうまい」なんて話がよく出る。なぜかラーメンの話が多い。「あそこはめちゃくちゃうまい」と聞いて行ってみる。でも、まずくはないけれど感激するほどでもない。聞いて行って感激したためしがない。

要するに「美味い不味い」は人の個人的な好みもあるから、ある人が美味いと思っても別の人が美味いと思うかはわからないのです。同じアンコでもこしあんが好きな人と粒あんが好きな人がいるし、甘いのは嫌いという人もいる。赤味噌じゃなければダメな人もいるし白味噌ででなければいけないという人もいる。人の好みはみんなバラバラですから、全員が美味いと思う事の方が不思議なのかもしれない。それに若い人に人気のある店は「こってり」タイプで若くないとくどくて食べられない。まあ、7割がたの人がうまいと思えば大成功って感じでしょうか。

人それぞれですので、100%の人に満足してもらえる店作りは不可能ということになります。「100%満足できなくても知ってる店の中では一番良い」と思ってもらえる店でありたい。ちなみに私はこしあんより粒あんが好きです。