ヤマハのパスとかパナソニックのビビなどの電動自転車の充電を「走っているうちに充電できないか?」といわれる方がいます。確かにそういった商品もありますし、できないこともないでしょう。

しかし、なかなか思ったとおりにはいかないのです。なぜならアシストしているときには無理ですから、できるとしたら惰性で走っているときかブレーキをかけたときです。そして一番問題になるのは充電の「効率」です。

発電機を回しても、そのエネルギーが100%電気に変ることはありません。熱に変ってしまったり機械的な抵抗などもあります。自動車のエンジンなどもガソリンが持っているエネルギーを車輪に伝えることができるのは2割もないといわれます。エンジン内で燃えたガソリンは多くが熱になります。その熱を冷やすのにも動力が必要で、各部の摩擦やバッテリーを充電するためのダイナモとかエアコンのコンプレッサーにも奪われ、ほとんどなくなってしまいます。

簡単に言えば、この効率の良いのが「燃費がいい車」なんですね。人間も同じで、よく食べるのに動かない人は燃費が悪いわけで、動かないから余計に太って、さらに燃費が悪くなる。悪循環になるのです。おまけに病気しやすいから医療費もかさむといった具合で良い事なしなのです。

じゃあ、「そんなに食べなけりゃ良い」ということになりますが、人間は「自分に甘い」ので思った通りには行きません。それに、あまり痩せると「今まで買った服が全部着られなくなる」なんて言い訳までしないといけなくなります。これもパワーロスになるのです。