最近、自動車のCMで「CVTはすごい」というようなことを耳にします。オートマチックの車は「3段
 オートマ」とか「これは4段」だとかがあり、変速の際にショックがありました。CVTはVベルトの無段
 変速です。

 ドライブ側のプーリーの内側にかかったベルトが、回転が上がるとプーリーが遠心力で押されて狭
 くなり押し出されて外側に出てきます。ベルトの長さは決まっているので、その分だけ後ろは食い
 込んで中に入って、自転車の(マウンテンバイクのような外装の変速機のように)ギヤの大きさが
 変わったように、無段で変速します。

 シンプルで違和感のない変速システムです。自動車のCVT も乗ってみると、乗りやすくなかな
 か良いですね。このCVTはスクーターでは、かなり前から使っています。昔のスクーターはクラッチ
 をいくつか使ったりして複雑でコストのかかるものでしたが、このVベルトを使ったものは、構造も
 簡単で、乗ってもスムーズに変速して、とても乗りやすいものです。

 プーリーも交換して、最高速を上げたり加速を浴するタイプのものにして楽しんでいる人も多い
 です。が、ウエイトローラーの重さやスプリングの強さを合わせないと、低速、中速でもたつくとか
 最高速が落ちるなんて事もあります。ベルトも無理をするので耐久性に問題が出ます。

 ベルトやキャブレター、マフラーの交換などもセッティングが合わないと、かえって調子が悪くなり
 ます。調子よさを持続して乗るためには、メーカーが開発に多くの時間と費用をかけたノーマル
 の状態にかなうものはありません。修理の場合も改造してあるものとノーマルの場合の物は、
 修理のしやすさは、ノーマルの物が断然しやすいんです。改造してある物は「何をどうしてある」
 のかが分かっていないと、どう直せばいいのかの判断が出来ません。

 簡単に言えば「ひねくれ者は、直しにくい」んです。私がひねくれているのは改造してあるからでは
 ありません。育ちが悪いせいです。ほっといてちょーだい。