エンジンに必要なのはガソリンとオイル。ガソリンがないとエンジンは始動しませんがオイルがないとエンジンが壊れてしまいます。

2サイクルエンジンはガソリンとオイルを混ぜてシリンダーの中に送り込み一緒に燃やすので、オイルの燃えた白い煙が出ます。市販の2サイクルエンジンのバイクはオイルタンクからオイルポンプで決まった量を送ります。粗悪なオイルは問題外ですが、じゃあレース用のオイルなんかは性能が良いから、より良いのかと言うと決してそんなこともありません。

なぜかというと、市販のバイクは純正のオイルでガソリンとオイルの比率が計算されてその量がポンプによって送られているからで、レース用のオイルなんかはパワーを出すためにオイルの量が少なくていいような高性能の場合が多く、市販のバイクの指定量で送ると多すぎてしまいます。そのために燃えきらないオイルがマフラーの先から滴り落ちてしまいます。

4サイクルエンジンの場合は高性能は良いんですが、4輪用を入れるとミッションとエンジンが同じオイルで循環されているバイクにはクラッチが滑ってしまう場合もあります。4輪と比べて回転数が高い2輪はいいオイルを使わないと耐えられません。

オイルは、入れてすぐに違いの分かる物ではないので「何でも同じ」と思う方も多いんですが長持ちさせようとするのであれば、あまり安い物を使うのは、かえって高くついてしまいます。

ところが人間の場合、かっこいい人が安い物を着てもかっこいいんですが、私なんぞがアルマーニのスーツを着てもアルマジロにしか見えないという現実があります。ほっといてちょうだい。