学生の頃、ゴルフ場でキャディのアルバイトをしていたんですが、そこのキャディさんは高齢の人が多かったんです。その頃は電動カートなんてなかった時代で、手で引くカートを2つのバックをつけて4人のお客さんだと2人のキャディが付いてました。

コースを回っているときにはキャディのおばさんと話す機会が多いんですが「あんたたちは良いねぇ。若くってさ」って言うんです。そのおばさんだって、若いときはあったはずだし何でそんなことを思うのか意味が分からなかったんですね。「若いと何がいいの?」と聞くと「若いちゅうのはね、若いってだけですばらしいことなんだよ」と言うんです。「ぴちぴちしてかわいいし、何やってても楽しいし、体もよく動けるしね」と。「ふーん」と思いました。その時は。

それが今よく分かるんですよね。あのおばさんの言ってたことが。ホントに。

若い子はぴちぴちしていてかわいいし、何やってても楽しそうだし。おやじになると物忘れは激しいし、近くは見えなくなるし、何着ても似合わない。若いこの着てるものは、なんであんなへんてこりんなものでもかっこよく見えるんだろう?まあ、この仕事は若い子の相手もしますから若い子の言ってることなんかも分かる方なんですけど。

ジョークなんか言うと「おやじギャグ」だと言われるし。おやじのギャグと若者のギャグと、どう違うんだ?と思いますが、おやじが言うとおやじギャグにされるんです。きっと。それとも「おやじギャグ」と「若者のギャグ」の違いが分からないのが「おやじ」なのか・・。

多分そうだ。きっとそうなんだ。きっと自分はもう「加齢なる一族」の仲間入りしているんだ。と、おやじギャグを言い続ける今日この頃です。