パンク修理に持ってこられた自転車の中にはパンクしていないものもよくあります。長い間使っていなかったものは、空気が抜けているのがほとんどで、ポンプで入れれば済む物が多くあります。

風船も穴が開いていなくても次の日には、しぼんでしまうようにタイヤのチューブの空気もパンクしていなくても少しづつ抜けます。

バイクの空気圧はだいたい2気圧前後です。自転車はそれより高く普通の自転車で3~4気圧。ロードレーサーなんかだと6~8気圧。500円くらいで売ってるポンプですと、そこまでの空気圧を入れようとするともう大変で、力のある人でないと入れられないかもしれません。

「ポンプで入れても空気が入らない」と言われる方のほとんどは、パンクしているのではなく、ポンプがダメな場合が少なくないです。ちょっとだけ奮発して2000円くらいのポンプを買っていただくと、驚くほど軽く入りますし長持ちもします。なんといってもバイクだって入りますから。

これと同じく車のバッテリーがあがってしまったときに使うブースターケーブルなんかも、300円くらいの細いやつだとエンジンかからない場合でも、ちょっと値段の高い太いやつを使うと一発でかかってしまうのであります。道具は良い物を使わないと、かえって高いものに付く場合がよくあります。

以前、木工の道具で紙やすりをつけて振動させて削るサンダーが1000円くらいで売ってたので「こりゃ安いなあ」と思って買ったら、振動するだけで、ちっとも削れないことがありました。振動する幅が細かすぎてビーンといってるだけです。仕方がないので肩に当ててみましたが、マッサージ器にもなりませんでした。頭皮のマッサージにでも使おかなぁ。