三州瓦の産地高浜のあたりの家の屋根には「鬼瓦」の乗っている家が多い。鬼瓦は魔よけで鬼瓦は単に「鬼」と呼ばれ、鬼瓦を作る職人は「鬼師」と呼ばれます。鬼瓦は鬼の顔をした物ばかりではなく、いろいろな物があります。

鬼瓦を作っているところに行ったことがあります。それは芸術品でなかなかのものです。鬼瓦は「阿吽」(あうん)で作られるんですね。阿吽とは「あ」は口をあけ息を吐く。「うん」は口を閉じ息を吸う。

対になっている狛犬とか、東大寺南大門の金剛力士像なんかも「あうん」ですね。息が合っているのを「阿吽の呼吸」なんていいますが、そのつもりになって鬼瓦を見てみると、なかなかいい顔をした鬼がいるもんです。口をあけた鬼と閉じた鬼が対になっています。

最近、年末のスペシャル特番でお笑い番組が多いんですが、見てるとよく言われます。「あんたあほな顔して口あけて・・」と口を一文字にして怒られます。これも「あうんの呼吸」です。いや、あうんというより「あい~ん」かなあ?